台湾・台北 団体旅行で押さえておきたいオススメ観光地7選!

台北市内でオススメの観光地7選

台湾といえばやはり台北です。初めての台湾ならまずは台北、台中などに行くにも玄関口は台北になります。
一番賑やかなところでもあり、見て回ったり、食べ歩きも事欠きません。
その中でも代表的な観光地を上げてみました。

台北101

台北のランドマークで地上101階、高さ508mと台北の中でも突出して高い超高層ビルです。
節のあるような形は、そう、竹を表現しています。
5階から88階の展望エリアまで一気にエレベーターで上がれます。
ここからさらに別料金で展望エリアの最上階91階へ上がると屋外展望台になっています。コンディションがいい日限定ですが、地上約400メートルの高さは足がすくむほどの絶景です。
地下1階にはスーパーマーケットやフードコート、小籠包で有名な鼎泰豐(ディンタイフォン)お店もあります。
地上5階まではショッピングモールになっていて、有名ブランドショップが軒を連ねています。

    

国立故宮博物院

世界四大博物館の1つでもあり、世界一の中国美術工芸コレクションを持つとされています。
中国の歴代皇帝が収集した文物を所蔵する博物館で、
その貴重なコレクションは北京の故宮博物院をしのぐともいわれています。
常設展示室は時代によって分けられていて、
広い館内には6000~8000点が常時展示されていて、とても1日では回り切れません。

本当に貴重なものが色々とありますが、私たちに親しみがあるのは
「翆玉白菜」(微妙な色合いの半翆半白の輝玉を活かした細工でキリギリスまで掘られている様子は一見の価値あり)、
「肉形石」(色艶、脂身の部分などまさに豚の角煮そのものに加工された石彫りで、表面には脂肪が煮えているような1つ1つの毛穴まで見え見て取れます)。
時間があれば至善園という博物院の南東に広がる庭園へ。
こちらは宗、明時代の名園の特徴を取り入れた中国風庭園で敷地面積は約7000坪あります。
ミュージアムショップには所蔵品のレプリカやデザイン性の高い雑貨などお土産が多数あります。

団体旅行の場合、日本語のガイドを付けてイヤホンで聞きながらポイントだけを1時間ほどで回り、
あと1時間~2時間程度を自由に好きなエリアを回ることが多いです。

国立中正紀念堂

広大な面積を誇る中正公園(芸文公園)内にあり、高さ約70mの青い八角形瓦屋根が目立ちます。
1975年4月5日に亡くなった蒋介石に対する哀悼の意を込めて1980年に建てられた建物です。「中正」とは中華民国初代総統であった「蒋介石」のことです。
蒋介石の大きな席座像や運が良ければ衛兵交代式も見ることができます。蒋介石が利用していたキャデラック他遺品もいろいろと見ることができます。
台北へ来たらまず一度は訪れたい観光名所です。

観光客だけでなく、多くの地元民の憩いの場として親しまれている台北のシンボルともいえる場所です。

龍山寺

中国の装飾が所狭しと施された台北最古のお寺です。連日多くの方が訪れるお寺で観光名所としても外すことのできないところになります。

門から北へ、前殿、本尊の観音菩薩が座する本殿、媽祖や関帝など道教の神々が祀られた後殿、その左右に鐘楼と鼓楼があり、それらが回廊で繋がっています。
その華麗な建築はその後の台湾各地の寺廟建築に大きな景況を与えたといわれています。

 

行天宮

三国志で有名な「関羽」が奉られていて、信用の神様とうことから商売繁盛のご利益があるとされ市民の信仰を集めています。
参拝後は「跋杯」(ジャオベイ)でうならいを!赤い三日月型の木片を2枚投げ、裏と表の組み合わせで占います。裏と表ならYES、OK、両方とも表ならNOの意味、両方とも裏は判断不可でやり直しとのことです。何度もやり直ししている方もおられます。

 

迪化街

台北で最も古い問屋街。乾物、高級食材、漢方薬などのお店がずらりと並んでいます。
台湾の庶民生活の活気に触れることができる場所となっています。
一昔前の商店街へタイムスリップしたようなどこか懐かしい雰囲気がします。
お買物はもちろんのこと、歩道にはみ出すほどに並べられている商品を見て回るだけでも楽しいです。

   

夜市

毎日がお祭り騒ぎの屋台街!
台北だけでも9か所の夜市があります。
それぞれ夕方から24時または1時まで営業しています。

もともと暖かい気候の台湾、昼間の暑い時間帯を避け夕方から真夜中に屋台や露店を営業することで、お客様もお店も快適に過ごせるという仕組みからはじまっているようです。
共働き世帯が多く外食文化の傾向が強い台湾では、特に夜市が浸透していて、家族での食事場所、買い物、露店でゲームなど、子どもから大人まで楽しめる場所となっています。

B級グルメ天国の夜市では、手を洗う施設が少ないのと、食べ歩きした際にごみ箱が少ないので、ウェットティッシュとビニール袋のご持参をお勧めします。

お買物の際には値札が付いていないお店では日本人とわかれば高くいうところもあるので、値段交渉してみるのも良いかも?

団体旅行で行く際は軽く夕食を食べてから、1夜に1か所2時間程度行ってみるというのが定番です。

代表的な夜市は下記の2か所

士林夜市(しーりんよいち):台北最大の夜市です。
下の地図のように大きな道路に挟まれた三角の部分、1辺が約300mほどのエリアになり、飲食店は地下にもあります。
小さなお店がひしめき合っていて、連日大変賑わっています。2・3時間は見て回ったり食べ歩きしたりしたいところです。

中心に慈諴宮というお寺がありますが、始めその前にあった市場だったものが、士林夜市に発展したとのことです。
こちらに行けば赤い提灯が飾り付けられていてとても幻想的です。

 

饒河街夜市(じょうががいよいち):士林夜市とともに台北2大夜市として知られています。
400メートルほどの道にローカルフードや衣料などを扱う屋台が所狭しと立ち並んでいて楽しめます。

こちらは1本道なので迷うことなく楽しめます。値段も比較的リーズナブルなものが多いです。

 

上記以外の夜市は比較的小さな規模のところになります。
 

台北近郊でオススメの観光地6選

ここでは台北市内ではなく、台北近郊のオススメ観光地を上げています。
有名なところでは九份や十分などがありますが、他にも見どころがたくさんあります。

九份

「千と千尋の神隠し」に出てくるシーンの様子が似ているということで有名なところになります。
台北市内から観光バスで約1時間かかります。
山肌にある一本道の階段ばかりの歩道を歩いて回ります。
交通渋滞の観点から、現在は下の観光バス駐車場で車を降り歩いて上がって降りてくることになりました。
夕方に到着し、夕焼けから夜にかけての変わりゆく景色が一番きれいです。
ただし、夕方にこちらに着くと夕食が遅くなります。

     

十分

地名はまだまだ知られていませんが、大きなランタンを飛ばしている光景は皆さんどこかで見られたことがあるのではないでしょうか?
ここ十分は台北から約1時間の山間部にある小さな街で、町というより線路の両側にお店が並んでいる程度のところです。
列車が通らない時間帯は線路上に歩けるように解放されており、数々のレ手びや映画の舞台にもなっているところです。
思い思いにランタンに願いごとを書くと、店の方が中の綿に火をつけ飛ばしてくれます。
是非一度お試しください。

 

三峡老街

台北から桃園国際空港へ向かう途中にある三峡という町にあります。
バスは三峡河の対岸に駐車場があり、そこから歩いて橋を渡ると三峡祖師廟(お寺)があります。
このお寺の柱の装飾は見事!一見の価値ありです。
参拝後は左に曲がると古い町並みの1本道(約200m)、ここが三峡老街になります。
昔、商業の街として栄えた街はレンガ造りのアーチの通路で写真撮影にもってこいの場所です。
名物は金牛角、何かというとクロワッサンなんです。日本のものとは少し違い本当に小さなバッファローの角のような形をしています。
是非お試しください。

  

 

淡水

大河、淡水河の河口に広がる港町で、スペイン、オランダ、清朝、日本に統治された歴史を持ちそれぞれの面影を残した建物などもあります。
また、淡水老街は雑貨店や食べ物屋さんが軒を並べ賑わっています。ここではどのお店でも海鮮ものがおいしいです!

      

猫空

台北中心部から30~40分で猫空行きのロープウェイ乗り場に到着します。
そこからロープウェイに乗り山間部にある茶畑などを眼下に見ながら猫空へ向かいます。
猫空は茶畑が広がる山肌を眺めながら散策したり、喫茶店でお茶を楽しんだりできるところです。
この喫茶店、ほとんどのお店が斜面に建っているため眺めがよかったり、森の中にあるようなまるでバリ島のウブド地区のような雰囲気があります。
現地台湾の人はここへ来て夜通しお茶を飲み飲茶を食べて楽しむとのことです。そのため24時間営業のお店も多くあります。
ゆっくりと時が流れ、また違った台湾を味わうことができます。

        

北投温泉

八里渡船頭老街