こちらでは為替、電源(コンセント)、季節による服装、文化など台湾の基本情報をお伝えしております。
正式名称は中華民国(台湾) Republic of China(Taiwan)
面積は
台湾全土約3万6000km2(日本の九州よりやや小さい)
台北市では約271.8km2(東京23区の約半分)
人口は
台湾2342万人(2024年1月)
台北市251万1,291人(2024年1月)
在留邦人数は
21,102人(2023年10月)
首都は台北。
民族構成は漢民族約98%、原住民(原住民族)は約2%。
為替・両替
台湾での通貨は台湾元で、ニュータイワンドル(NT$)、元、圓と表記されることもあります。
両替は団体旅行で現地ガイドが付く場合、ガイドに両替してもらうのが一番レートがいいです。(事前にいくら両替するかを伝える必要があります)
その他、空港内にある両替所、銀行、一部のデパートやホテルでも両替できます。
NT$(1元)=4.82円(2024年7月19日現在)
おおよそ1元=5円と覚えておくとわかりやすいです。
紙幣で
2000元、1000元、500元、200元、100元
硬貨で
50元、10元、5元、1元
があります。
電源・コンセント
電圧は110V,60Hz。コンセントの形状が少し違いますが日本と同じ2極式で日本のコンセントが使えます。
交通
団体旅行では基本、貸切バスでの移動となりますが、自由行動の際はタクシーが安くて便利です。
地下鉄(MRT)も発達していますので便利に使えます。
少し遠くへ行くなら台湾鉄道、日本の新幹線と同じ新幹線が走っています。
タクシー
地域により異なりますが、台北なら初乗りが1.25㎞で85元。以降200mごとに、または5㎞以下の場合は60秒ごとに5元が加算されます。
夜間(23:00~6:00)は表示価格に20元が追加されます。
日本語が話せる運転手はほとんどいませんが、地図や住所などを見せれば大丈夫です。
宿泊ホテルの名刺を持っておくと便利です。
鉄道
台北MRT
台北市內に張り巡らされている鉄道で、地下を通ったり大通りの上を走っていたりします。
台北ではもっとも速くて便利な公共交通手段となっていて、平均5分毎に一本の割合で列車が走っているので、非常に便利で快適です。
料金も20元から40元程度です。
切符の種類は、片道切符、ワンデーパス、悠遊カード(イージーカード)及び団体切符、他にも観光客にお薦めの台北パスポートなど用途に合わせいろいろと選べます。
台湾新幹線
台湾の各都市(台北、台中、台南、高雄)を結ぶ鉄道で、日本の新幹線と同じ(「東海道・山陽新幹線の700系」がモデル)です。
台北から左営(高雄)まで普通車指定で1,530元(約7,400円)、1時間40分程度となります。
平渓線
九份の最寄り駅として有名な瑞芳から、猫の街として有名な猴硐(ホウトン)、ランタン(天燈)あげができる十分・平溪、映画の舞台ともなった青桐など観光地を巡ることができます。
レトロなローカル線です。
服装
1年を通し暖かい台湾ですが、多少季節感もあります。
11月~5月:日本の春や秋の服装くらいが良いです。車内や館内は冷房が効いているので上にはおるものも持って行った方が良いです。
6月~10月:夏服。車内や館内は冷房が効いているので上にはおるものも持って行った方が良いです。
5月~9月は比較的雨が多い季節となり、8月9月は台風シーズンになります。
タバコ
日本と比べてもかなり厳格な喫煙ルールが決められています。特に喫煙可能な場所については法律によって細かく制限がされていて、違反した場合にはペナルティー(罰金)が課せられることもあります。
基本的に公共施設では全面禁煙です。
飲食店やホテルなどもほとんどが禁煙です。
一部喫煙スペースを設けているところがありますので、要確認です。
路上では禁止マークがなければ吸えますが、歩きタバコは法律によって禁止されています。
路上でタバコを吸う際には人の邪魔にならない場所で立ち止まってお願いします。
駅近辺に喫煙所や灰皿などは、ほとんどありませんのでご注意ください。
また、アイコスなどの電子タバコは台湾への持ち込み自体が禁止となっています。
ご注意ください。
マナー
基本的に台湾と日本はよく似ているので、日本でのマナーを守っていれば問題ありませんが、
気になることを数点挙げておきます。
トイレで紙を流さない:古いビルでは排水管が細く「紙」は便器の脇に設置されているゴミ箱に捨てるようになっています。新しいホテルなどでは問題ないです。
レジ袋は有料:日本でも最近は徐々に広まて来ていますが、コンビニやスーパーではレジ袋は有料です。
食事の持ち帰り:レストランなどで食事を残した場合、台湾では持ち帰るのが一般的です。
「打包(ダーパオ)」と言えば、持ち帰り用容器に入れてくれます。
食後の片付け:フードコートや屋台では自分で片付けないで、食べた後はそのままにしておきます。
ファーストフード店などでは、日本と同様に自分で片付けます。
MRT飲食禁止:MRTの駅・車内ではガムやアメを食べるだけでも違反になります。飲み物も注意されます。
文化習慣
チップ
ほとんどのホテルやレストランでは料金にサービス料10%が加算されていますので、基本的にはチップは不要です。
ホテルでポーターに重たい荷物を運んでもらったり、特別なリクエストをした場合は100元を目安に渡すとよいです。
トイレ
トイレの個室内にはポリバケツが置いてあるところが多いですが、これは神頭真理にならないよう、髪を流さずそこに捨てるという意味です。
公共のトレイはあまり清潔ではないので、できればホテルやレストラン、ショッピングセンターなどで済ましておくことをお勧めします。
トイレは「手洗間」「厠所」「化粧室」「便所」などと表記されていますのでわかりやすいです。
ショッピング
デパートなどは21:30まで、週末は22:30まで営業しています。
夜市なども楽しめるので、観光、夕食後にショッピングというのも多いです。
海外からの旅行者には特定商品還付マーク(TRS)の張られた同一店で同一日に3000元以上の商品を購入され、購入当日から30日以内に当該商品を携帯して台湾から出国する場合は、当該商品購入時に支払った営業税(5%)の還付を受けることができます。
税関にて還付明細申請書、領収書、パスポート、購入した商品を提示することになります。
詳しくは
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0024568
レストラン
店によりますが飲み物が用意されていない飲食店は多いです。あっても甘いお茶です。台湾ではドリンクスタンドがあちこちにあるので、外で買って持ち込むのが一般的です。
通常、10時または11時ごろからオープンし、22時頃まで営業しているところが多いです。
14時から17時ごろまで昼休みのところも多いのでご注意ください。