社員旅行で人気!台湾団体旅行の成功事例5選とプランの作り方

なぜ今、社員旅行で台湾なのか?

近年、社員旅行の行き先として台湾の人気が高まっています。
理由は明確で、フライト時間の短さ、食の魅力、治安の良さ、そして団体向けの受け入れ体制が整っていることが挙げられます。
特に幹事様にとっては、比較的低コストで満足度の高い旅程を組める台湾は、候補地として非常に魅力的です。

本コラムでは、実際に弊社で手配した台湾社員旅行の成功事例を5つ紹介し、さらに幹事様に役立つプラン作成のコツも詳しく解説いたします。
これから社員旅行を企画される方は、ぜひ参考にしてください。

成功事例①:業績達成のご褒美旅行で「台北&九份満喫プラン」

旅行期間:3日間 目的:社員の労をねぎらうご褒美旅行+親睦強化

旅程のポイント

このお客様は、毎年目標達成時に社員旅行を実施されており、「社員全員が楽しめること」「自由行動と団体行動のバランス」を重視されていました。
幹事様から「若手とベテランの感覚の差に悩んでいる」とのご相談もあり、年代に関係なく楽しめるプランを組むことがポイントでした。

主な日程

1日目:羽田空港から台北へ直行便→台北市内観光

  • 台北101の展望台で記念撮影

  • 鼎泰豊で小籠包ランチ

  • 中正紀念堂など市内の歴史的建造物を巡る

2日目:郊外観光&夜の九份ツアー

  • 十分での「天燈上げ」体験(全員の願い事を記入して空へ)

  • 九份での自由散策と夕食(ノスタルジックな街並みと夜景を楽しむ)

3日目:自由行動&お土産ショッピング→帰国

添乗員からの視点

このツアーで特に好評だったのは「九份の夜景」と「十分での天燈上げ体験」です。
添乗員としては、台湾はグループ行動が比較的しやすい国であり、写真映えするスポットが多いことから、社内SNSにも多数の投稿があり、旅行後の社内コミュニケーション活性化にもつながったとのことです。

また、スケジュールに余裕を持たせ、移動中に社員同士の会話が自然に生まれる時間を意識的に確保したことで、上司と部下の垣根を超えた良好な関係づくりの一助になったとの声も多く、幹事様からは「今までで一番満足度が高かった」との感想をいただきました。

成功事例②:製造業の周年記念旅行で「高雄&墾丁・南国リゾート満喫プラン」

旅行期間:4日間 目的:創業50周年の節目を祝い、社員とその家族をねぎらう

旅程のポイント

工場勤務の方が多く、「とにかくのんびりしたい」「自然に癒されたい」という希望があり、南部の高雄〜墾丁(ケンティン)を中心としたプランをご提案しました。

主な日程

1日目:台北経由で高雄へ→市内観光

  • 蓮池潭・龍虎塔での記念撮影

  • 六合夜市で地元グルメを楽しむ

2日目:高雄→墾丁(貸切バス移動)

  • 墾丁国家公園を巡る

  • 白砂ビーチ近くのリゾートホテルに宿泊

3日目:終日自由行動(家族単位で海水浴・リゾート滞在)

4日目:高雄へ戻り、フライトで帰国

添乗員からの視点

社員のご家族(特に小さなお子様)も多く参加されたため、「全体での団体行動は初日と移動のみ」とし、それ以外は自由時間を長めに設定。夜はホテル内のレストランにて、会社主催の記念式典と表彰会を開催し、非常に感動的な時間となりました。

台湾南部は日本人旅行者が比較的少なく、静かでゆったりとした時間が流れており、リフレッシュ目的の社員旅行には非常におすすめです。

成功事例③:販売会社の若手活性化旅行「台中アート&アクティビティ満喫プラン」

旅行期間:3日間 目的:社員のモチベーション向上・社内チームビルディング

旅程のポイント

若手中心でアクティブな体験を好む層が多く、定番の台北ではなく、カルチャーとエンタメの街「台中」を中心にしたツアーをご提案しました。

主な日程

1日目:台北経由で台中へ移動→彩虹眷村・宮原眼科観光

  • インスタ映えスポット満載

  • 夜は逢甲夜市で自由行動

2日目:ラフティング体験&チーム対抗アスレチック

  • 満水時のみ実施できるアクティビティで結束力アップ

  • 夕方は貸切会場で懇親BBQ

3日目:台北に戻ってお土産タイム→帰国

添乗員からの視点

アクティブ系社員旅行は、行動時間や集合の徹底が肝心。事前にチームごとのリーダーを決めていただき、現地では「タイムキーパー役」として機能していただいたことでスムーズに運営できました。

また、若手社員が「初めての海外旅行だった」という声も多く、「この旅行がモチベーションになった」と幹事様にも喜んでいただけました。

成功事例④:医療法人の慰安旅行「台北で歴史と癒しの大人旅」

旅行期間:3日間 目的:業務多忙なスタッフの癒しとリフレッシュ

旅程のポイント

医療関係者ということもあり、「食の安全性」「リラックスできる行程」「買い物やスパを楽しめる時間」を重視した設計となりました。

主な日程

1日目:台北市内観光&漢方スパ体験

  • 龍山寺〜迪化街で台湾文化に触れる

  • 女性に人気の足湯やオイルマッサージ(予約制)

2日目:北投温泉でゆったり過ごす

  • 北投温泉博物館見学後、高級旅館での昼食&温泉入浴

  • 夕方は市内に戻って自由行動(デパート&免税店)

3日目:台北101での記念ランチ→帰国

添乗員からの視点

落ち着いた年齢層で、観光よりも「非日常感」や「癒し」に重きを置いた旅行でした。
北投温泉での時間は、皆さまが特にリラックスされており、現地の通訳ガイドにも「日本人団体として理想的な旅程」と高評価をいただきました。

成功事例⑤:建設会社の新卒歓迎旅行「台北・歴史とグルメの融合プラン」

旅行期間:3日間 目的:新卒社員との関係構築・企業文化の共有

旅程のポイント

社内文化に親しむきっかけとして、役員と若手の交流を重視したプラン。定番スポットを巡りつつ、グルメと文化体験を軸に旅程を構成しました。

主な日程

1日目:台北市内観光&夜市めぐり

  • 故宮博物院での歴史散策

  • 士林夜市でグループ別行動(屋台体験)

2日目:お茶の名産地・猫空で文化体験

  • 猫空ロープウェイ〜お茶セミナー&試飲

  • 夕食は高級レストランで会社紹介スライドを交えた歓迎会

3日目:朝市観光〜お土産タイム→帰国

添乗員からの視点

新卒と役員が同じテーブルで話す機会を自然に作るには、日程の中に「ストーリー性」を入れるのがコツ。
お茶文化体験は、「初対面でも話題が生まれやすい」ため非常に有効でした。

プランの作り方:幹事様が押さえるべき5つのポイント

社員旅行のプラン作成は、ただ観光地を組み合わせるだけでは成功しません。旅行会社としての経験から、幹事様が押さえるべきポイントを以下にまとめます。

① 目的を明確にする

「慰安」「チームビルディング」「表彰旅行」「周年記念」など、旅行の目的が旅程全体の方向性を決めます。
事前に上層部とすり合わせを行い、目的に合った演出やアクティビティを用意しましょう。

② 参加者層を把握する

年齢構成、男女比、海外経験の有無、家族参加の有無などを整理します。
例えば、若年層中心であればアクティブな体験、高年層中心であれば移動少なめ・癒し系が適しています。

③ 団体行動と自由行動のバランス

全行程が団体行動だと窮屈、全てが自由行動だと旅行の一体感が損なわれます。
初日と最終日は団体行動、中日は自由行動+オプションツアーという設計が好評です。

④ 予算管理とコスト感

1人あたりの予算を明確にし、「食事のグレード」「宿泊先の質」「移動手段」などに予算配分を調整します。
航空券の価格変動にも注意し、早めの手配がカギです。

⑤ 旅行会社との連携

経験豊富な旅行会社に依頼することで、現地手配・通訳・緊急時対応も安心です。
特に添乗員付きのプランは、幹事様の負担を大幅に軽減できます。

社員旅行は、会社の雰囲気や組織の成長に大きな影響を与えるイベントです。
台湾は「距離・予算・満足度」のバランスが非常に良く、どんな目的にも柔軟に対応できる優れた目的地です。
幹事様が安心して企画を進められるよう、当社ではプランニングから添乗までトータルでサポートしております。

社員旅行をご検討の際は、ぜひご相談ください。

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