皆さんで台湾を楽しんでいただいた後、最後に台湾を出国となるわけですが、添乗員が不在の場合、税の還付、チェックイン、保安検査後の移動など事前に見ておいてもらうことでご安心いただけると思います。

台湾の免税手続き方法

まずは台湾でお買物をされた際の免税手続き方法について。
TRS(Tax Refund Store)の認定を受けた税金還付マークが表示された店舗で、同一日に同一店舗で税込2,000元以上の買い物をした場合、パスポートを提示して還付明細申請書の発行を申し出て、商品の統一発票(レシート・領収書)と一緒に受け取っておきます。

消費税率: 5%
免税対象額: 2000元(新台湾ドル)
税関手続期限:購入日から90日以内
税金還付サービス手数料:20%
免税対象者:滞在期間が 183日に満たない旅行者
・中華民国以外のパスポート
・国民身分証統一編号のない中華民国のパスポートをおもちの方
・旅行証、出入国許可証、臨時滞在許可証をお持ちの方

免税条件

・ 商品購入日から90日以内に該当商品を携帯して出国する方
・ TRS(Tax Refund Store)の認定を受けたお店で購入すること
・ 1日1店舗で税込2,000元以上の買い物をすること

免税対象外商品

・安全上の理由で飛行機機内や船舶内に持ち込めない商品
・航空各社の機内持ち込みに制限規定に違反する商品
・出国時に携帯していない商品
・開封して使用、消耗または自ら取り替えた商品
・ホテルの宿泊、飲食及び免税商品等の消費金額

台湾を出国する際に、空港あるいは港に設置された税関の「外国人旅客税還付カウンター」に還付明細申請書、パスポート、対象商品、レシートを提示して、「外国人旅客購買特定商品還付明細確認書」を発行してもらいます。

還付申請場所

・空港・港湾での税金還付:空港または港湾における税金還付受付カウンター
・少額の税金還付:税金還付マークが貼られた特約店舗
・特約市内での税金還付:税金還付マークが貼られた特約市内の税金還付受付カウンター

台北--桃園国際空港第1ターミナル出発ロビー1階 / 桃園国際空港第2ターミナル出発ロビー3階
基隆--基隆港 東2号ハーバー、西2号ハーバー
台中-- 台中空港 カスタムサービスセンター / 台中港 カスタムサービスセンター
花蓮-- 花蓮空港1階カスタムサービスセンター / 花蓮港1階カスタムサービスセンター
高雄-- 高雄空港3階カスタムサービスセンター / 高雄港3階旅客ターミナル

還付申請手順

  1. 還付明細申請表・パスポート・購入した商品のレシートまたは電子レシートを準備
  2. 税関で「外国人旅客購買特定商品還付明細確認書」を発行
  3. 「外国人旅客購買特定商品還付明細確認書」を出国する空港あるいは港の指定銀行に提出して還付を受ける

※ 大型ショッピングモールやデパートの中には上記の「還付明細確認書」を発行できるサービスカウンターもあります
※ 外国人旅客購買特定商品還付明細申請表があれば、特約市内税還付サービスカウンターにて税還付申請が可能
※ 混雑している場合もあるため搭乗時刻の3時間前までに空港または港湾に到着し、手続きを行うよう進められています
※ 桃園国際空港から出国する旅行者の中で、今回の台湾観光旅行において、 消費累計金額が4万8千元(税込)以下(既に還付手続き済の少額税金および市内特約店にて税金還付を受けた消費金額は含まない)の場合、出国当日、空港MRT空港線の台北駅 (A1駅)にて税金還付の手続きをしてください

「外国人旅客購買特定商品還付明細確認書」を出国する空港、または港の指定銀行に提出して還付を受けます。
払い戻しは台湾元で税金還付額は税額と同じ5%。

税の払い戻し手続きには事務処理時間がかかるので、時間に余裕をもって空港の出国ロビーの税関サービスカウンターに行くようにしましょう。

ご注意:免税ルールや手続き方法などは予告なく変更される場合があります。

参照サイト:台湾交通部観光局

https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0024568

台北桃園国際空港

台北桃園国際空港は広いです。
ターミナルも1と2がありますのでお間違いの無いようにしてください。

ゲートはA~Dまであります。
事前に確認しておいてください。

台湾 持ち出しの制限

通貨 外貨はUS$10,000相当額以上、現地通貨はNT$100,000以上、人民元20,000以上は申告が必要。
その他のもの 高性能機器(パソコン・業務用カメラ・撮影用機材)で、その価値が免税限度額を超過し、かつ後日国外から持ち込む予定がある場合およびコンピューターソフトは申告が必要。
持ち出し禁止品(代表的なもの) コピー品、一部骨董品、武器、麻薬、絶滅の危機にある生物、爆薬など。

現地出国の際には、出発の2時間前に上記航空会社のチェックインカウンターにてチェックイン手続きをお願い致します。

出国手続きが込み合うことも予想されますので、チェックイン手続き後はそのままセキュリティチェックを通過下さい。

チェックインですが、チャイナエアライン等なら事前チェックインがパソコン、スマホでできますので、済ませておけば並ばずに機械で荷物預けなどができます。

上の写真は有人チェックインで並んでいます。
下の写真は同じ時間、同じ便ですが機械で荷物を預ける方です。ガラガラです。

機械で荷物を預ける際は下の写真の端末を利用します。

日本語が選べますので、わかりやすいです。

保安検査以上は並んでいますので、早目に通過しておいてください。

保安検査場を通過すれば、搭乗ゲートの確認をして頂き、あとはお買物をするなり、お食事をするなり・・・。

ちなみに、お食事は上の階にあります。
台湾最後の美味しい台湾料理をお楽しみください。

搭乗時間前に搭乗ゲートへお越しください。

ゲートは通路から会談で下に降りる場合が多いです。
通路から見ていたら「あら、まだ人が集まってない」と思いがちですが、下に降りたらもう全員揃っているということもあります。

あとは飛行機に乗り込み、帰国の途へ。

日本入国のご案内

① 帰国便機内

税関申告書(携帯品、別送品申告書)が搭乗機の機内で配られます。免税範囲を超えない方でも、提出が必要ですので、必ず全員が記入してください。

② 検疫

健康状態のチェックです。下痢のなどの症状が体調に異常のある方は検査官に申し出て下さい。

③ 入国審査

パスポートを提出します。(機械で読み取るため、あらかじめカバー等をはずしておいてください)

③ 手荷物受取書

搭乗便名が表示されたターンテーブルから預けた手荷物を受取ります。荷物に破損がないか、必ず確認してください。破損や荷物が出てこない時は、その場で航空会社の係員にお申し出下さい。お申し出には、クレームタグ(受託手荷物半券)が必要ですので、必ず保管して下さい。

⑤ 動植物検疫

植物、果物、生肉、食肉加工品(動物の剥製を含む)を持っている方は、検疫を受けて下さい。ハム、ソーセージ、ベーコン、乾燥肉などは輸出国の検査証明書がないと日本へ持ち込めません。

⑥ 税関

免税範囲内→緑ランプの検査台へ

課   税→赤ランプの検査台へ

税関申告書と外国製品の持出届(日本出国時に申請された方)を提出します。別送品のある方は、申告が必要です。

 

日本の免税範囲(成人1人あたり)

  • 酒類  1本760cc程度のもの3本(1ℓボトルは1.25本と数えます)
  • タバコ 紙巻タバコ200本または葉巻50本、またはその他のタバコ

250グラム(2種類以上の場合は総重量250gまで)空港の免税店や外国で購入した日本製タバコは上記と別枠で200本まで。

  • 香水  2オンス(1オンスは約28cc)
  • その他のもの 海外市価の合計額20万円(1品目ごとの海外市価の合計が1万円以下のものは、この20万の計算に含める必要はありません。

上記、免税範囲を超える場合は、課税対象となり、申告が必要です。

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